土地から新築(荒川区PJT~基本方針の策定⑥)
こんばんわ、レゴリスです。
さて、レゴリスの「持ってよし、売ってよし」の基準は
・23区内の駅から徒歩10分以内
・土地は路線価
・1部屋平均25㎡以上(ミニマム1K)
・土地+建物で9%
・総額で1億以下(できれば売却時価格が7.5%で1億以下)
ですが、「土地+建物で9%」について補足をしたいと思います。
レゴリスの基準で土地+建物で土地は路線価であった場合です。
前提条件として
・23区で駅から徒歩10分
・土地+建物=8300万
・土地は路線価で、土地比率は44%
・賃料下落率1%、管理手数料5%、修繕5%、金利1%、フルローン
とした場合に
・融資期間35年
・利回り7%
という事になると
・返済比率50.9%
・年間CFが140万
となります。
これって23区駅徒歩10分の物件としてはまぁまぁいけてる数字ではないでしょうか?私の手元にくるDMだと売り文句として協調してあるレベルです。
それでも木造の減価償却が終了した23年目の数字は税22%とした場合
控除後のデッドクロスとして約▲22万が発生します。35年目には約▲58万となります。
またB/Sを考えてもCF考慮なしで22年目でようやく11万の黒字、仮にCFを全額貯めていたとしても10年目でようやく約77万円の黒字となります。
でも、これで持ってよし?と思っていませんか?
これが9%ではどうなるかというと
・返済比率:約39.6%
・CF:223.7万円
・デッドクロス:融資終了の35年目でも+14万円と机上では発生しません※
・B/S(CF考慮前):この場合は22年目で一緒です。
・B/S(CF全額貯金):6年目125万となります。
※デッドクロスは表面8.67%で融資終了まで発生しません。
これをさらに土地35年、建物22年と分けると
・返済比率:48.7%
・CF:約143万
・デッドクロス:発生しません。
と悪化するものの
・B/S(CF考慮前)10年目で11万の黒字
・B/S(CF全額貯金)5年目で約35万の黒字
となります。
ちなみにB/Sとは別に銀行評価ベース引き直しの担保評価は金融機関によります。
一般的に土地路線価+建物は㎡15万程度です。これをベースに債務超過であるか考える必要があります。
実際は前提条件より悪化すれば計算した数字がさらに不安定な状況となります。
このため、私は表面で9%と建物部分の早めの返済によりリスクを減らすことを考えています。
CF重視の場合は土地+建物は両方とも長くとったほうが良いことは間違いがありませんので、融資期間は双方35年で組むのが良いと思います。
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